前回の自作PCのパーツ交換をしたという記事でPCケースのファンもPWM制御のものに換えたいということを書きましたが、結局あれからすぐにケースファンも交換しました。
kaze flexとwondersnail
購入したのはnoctuaのファンではなく、サイズのKAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-PとWONDER SNAIL 120 PWM 1800RPM WS1225FD18-Pです。
使っているPCケースはAntecのP7 silentです。いわゆる窒息ケースというやつですね。
KAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-P
PCケースのフロント用に購入したのはサイズの超定番のファンKAZE FLEX 140 SQUARE PWM 1200rpm KF1425FD12S-P、通称風フレです。MAXで1200RPMのファンです。
私が使っているPCケース、AntecのP7 silentのフロントには12cmファンか14cmが2個つけられるようになっていて、今までP7silentとZALMAN Z9ケース標準の3pin接続の12cmファンが1個ずつついていました。回転数は常に900回転弱くらいでした。
このままでも十分静かなのですが、14cm、4pin接続のPWM制御のファンに換えることで静かなままさらに風量を稼ぎケース内のエアフローを改善する狙いです。
PWM制御のファンというのは、簡単に言うとCPUなどの温度の状況にあわせてファンの回転数を自動でコントロールしてくれるタイプのファンのことです。
フロントに2個つけましたが、ファンの四隅に防振用のゴムがついているのでケースと共振して変な音がしたりすることがなく安心です。下につけたファンのケーブルがマザーボードの端子に届かなかったので付属の延長ケーブルを使いました。
交換後は通常時の回転数300前後、ベンチマークを回している高負荷時で900弱で、より静かになりました。手をかざしてみても12cmファンの時よりも風がきているのがわかります。
WONDER SNAIL 120 PWM 1800RPM WS1225FD18-P
リア用に購入したのは同じくサイズのWONDER SNAIL 120 PWM 1800RPM WS1225FD18-Pです。他には1200RPM、2400RPMのモデルがあります。フロントにつけたKAZE FLEXと同じく四隅に防振ゴムがついています。あと、取り付け用のゴムブッシュもついていますので、ネジではなくこちらで取り付けるのがおすすめです。ケースが振動して「ブー…」「ジジジ…」といったノイズが発生する可能性をさらに下げることができます。
私の使っているP7silentには排気用のファンに12cmタイプを1つしかつけられないので、回転数が少し高めの1800RPMのモデルにしました。2400回転はさすがにうるさいだろうということで避けました。ファンの回転数は自動制御されるのであまり関係ないといえばないのかもしれませんが、1800RPMで十分かなと。
こちらは通常時で900RPMくらいになるように使用しています。排気用のリアファンが12cm1つしかないので少し多めの回転数に設定しています。常に1000前後の回転数なので音は全く気にならないですね。
PCケースファン交換後のケース内温度の変化と静音化
4pin接続のPWM制御のファンに換えることで、PCケース内の状態により適切な回転数に変化するようになりました。今回購入したファンはどちらも1000円くらいで買えるので、かなりコスパが良いファンだと思います。ケース標準の3pinファンを使っている人や、ケースファンが1つしかついていないという人はケースファン増設、交換するのをおすすめしておきます。
元々のケース標準のファンでも十分静かだったので、静音化には期待していませんでしたが予想以上に静かになりました。特にフロントファンの音はほぼ無音になりました。グラボのファンが常に1000RPMくらいで回っているので、その音が一番大きく聞こえますね。これもアフターバーナーでもう少し下げるとさらに静音化できそうです。
今は冬なので室温が低く、CPU温度もGPU温度も基本的に低いので大きな変化はなかったのですが、ケース標準ファンの時よりも高負荷時の温度が2～3度下がった感じですね。気温が高くなる夏にどうなるかが重要なので、注意して様子をみていきます。
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