多くのストリートファイター6初心者をやめさせてきたと言われるキャラ、エドモンド本田(ほんとか?)。
SF6公式ダイヤグラムでも殆どのランク帯で高勝率をほこり、Vtuber、ストリーマーイベントでもネタキャラ、ヒールキャラになりがちな本田ですが、今回は本田使いの私が考える(やられて嫌だと思う)本田対策の全てを紹介します。
ネット上には本田対策記事やYouTube動画、noteなど色々ありますが、どれも基本的に本田使いじゃない人が書いてるようで、内容が古かったり薄かったり対策ポイントがズレてるのも結構多い気がします。
「そんな対策じゃ本田は倒せないぜ」ということで、自分で対策記事を書きました。
基本の本田対策から少し細かい対策まで主要なものは一通り書いたつもりです。本田使いが何を狙っているのか、その思考もなるべく書いてます。「頭突き百貫連打の本田に勝てない」と悩む格ゲー・スト6初心者から本田が苦手なマスターまで、キャラ対策の参考になるはず。
「本田対策なんてくだらねー、適当に対戦して1抜けや!」と思ってた皆さんも、いちど真面目に本田対策をやってみませんか?
対本田戦を得意になって楽しく本田と対戦しましょう。

ストリートファイター6の本田の強さは頭突き百貫連打だけじゃない

「本田イコール頭突き百貫」という認識の人も多いかと思いますが、それは本田の強さの1部分でしかありません。
他にも本田は強い行動がいくつもあるんですよ。それを知らずに「本田は頭突きと百貫だけ」と思っていると痛い目に遭います。その本田の強い行動とは
- 垂直ジャンプ大P
- 立ち中P
- 立ち大P
- 生ラッシュ下中K
- OD鉄砲
- コマ投げ関連
主にこの6つです。どれもかなり強いです。これらの技について無対策だとかなり苦労すると思います。逆に言うと、これらにしっかりと対策が出来ていると本田戦がかなり楽になるはずです。
ここからはこれらの行動への対策などを含め、色々なエドモンド本田対策を紹介していきます。

スト6本田 頭突きの対策の基本 百貫連打が強すぎる?ジャスパ必須?
「本田は頭突き百貫だけじゃない」とはいいましたが、もちろん頭突き百貫の対策は必須なのでしっかりやっていきます。
スト6の本田がうざいと思われる原因は頭突き百貫連打だと思うんですよね。確かにスーパー頭突きも百貫落としも強いんですが、冷静さを失わずに対策していきましょう。少しのポイントを押さえるだけで意外と楽になりますよ。
本田の頭突きと百貫はパリィで十分

まず、頭突き百貫をジャスパしないといけないと思ってる人は認識を改めてください。なぜか「対策がジャスパ前提だから強すぎる」みたいな論調がありますが、普通にパリィするだけでも十分です。
もちろんジャスパになれば確反入れられるんでより良いんですが、ジャスパじゃなくても大丈夫です。普通のパリィで及第点は十分取れてます。ダメージもくらわないし、Dゲージも回復します。別にガード後に投げ間合いでもないので(基本的には)大銀杏投げを食らったりもしません。
頭突き百貫は落ち着いて普通にパリィ、あわよくばジャスパから確反。
これくらいの認識でOK。間違っても「本田対策!」っていって頭突き百貫のジャスパ練習を始めないでください。それはこれから紹介する他の本田対策の知識を入れた後に余裕があればでOKです。
立ち回りの中で不意に撃たれる頭突きだとどうしても反応が間に合わずパリィ出来ない時はあると思いますが、ただ黙ってガードし続けるのは絶対にやめましょう。
離れたところから頭突きとか百貫撃ってくるワンパターンな相手は反応出来るなら普通に対空したいところ。百貫手前落ちが確実ならインパクトでもOK。
もう少し細かい対策も書いておくと、遠距離からの頭突きは対空無敵技や、早だし出来るならインパクトも。頭突きはバックジャンプですかすのもアリ。通常技キャンセル含む近距離頭突きは無理せずパリィでOK。
ちなみに、弱弱(ガード)や立ち中P→立ち小P中Pターゲットコンボ(ガード)からの強頭突きなどの連携はインパクト確定なので余裕があれば狙ってみてください。弱中頭突きはインパクト返しが間に合います。強頭突きが癖になってる本田にはインパクトからフルコンボをお見舞いしましょう。この連携にレバー上入れっぱは頭突きがジャンプに引っかかるので注意。
道着などの弾キャラの場合は適度に弾を撃っておくと本田側はちょっと頭突きを撃ちづらくなります。百貫の出かかりにも意外と引っかかります。
後でもっと詳しく書きますが、百貫は上昇部分はしゃがみに当たらないので、百貫連打やコパン百貫みたいな連携などはちゃんとしゃがみガードして上昇部分をスカすのが超絶大事。百貫ののぼりをスカした後は上りジャンプ攻撃や空中投げで落としたり、無理なら普通にパリィでいいです。
ちなみに、ザンギエフはアーマー付きの立ち大Pで頭突きと百貫(めくり含む)両対応出来るので楽だと思います。
スーパー頭突きガード後の展開と対策

頭突きをガード(パリィ)させた後は本田側が-3です。手を出して攻守のターンを入れ替えることはできますが確反はありません。そこからの本田側の選択肢は
- 頭突き(OD版含む)
- 百貫
- パリィ
- 通常技→頭突き百貫
- 様子見
などですが、この中で特に注意したいのはOD頭突きとパリィです。
頭突きガードは-3なのでこちらのターンなのですが、頭突きガード→OD頭突きと強引にこちらのターンを潰そうとしてくる本田や、こちらの打ち返しにジャストパリィを狙って比較的安全に凌ごうとしてくる本田がいます。
そのため、出来るだけ対戦の早い段階で頭突きの後に何をするのが癖になってる本田なのかを判断しましょう。
OD頭突き型本田なら様子見を多めにしておくと勝手にOD頭突きで自滅してくれますし、パリィ型本田なら頭突きガード後にパリィを出すのを見てから投げにいけばOKです。パリィからラッシュでカバーしてくる場合もあります。
他にもコパン暴れ型もいます。この場合は-3状況で4Fの技で暴れていることになりますので、それに勝てる通常技で暴れ潰しをしてください。
こちらがバーンアウトしてる時は頭突きガードで本田側+1なので注意してください。めちゃめちゃ強いです。
百貫落としガード後の展開と対策
百貫をガード(パリィ)させた後、本田側が+1です。そして、以下のような選択肢から選ぶことが多いです。
- 百貫
- 立ち大P
- 通常技→頭突き百貫
- ジャンプ
百貫をガードさせた後は本田の立ち大Pパニカンチャンスです。相手が小パン小足なんかを振って暴れてたりすると立ち大Pがパニカンになって大ダメージを取れることも多いです。相打ちになって本田のダメージ勝ちという状況も多く、よく分からない場合、百貫の後に立ち大Pを振ってくる本田には百貫後は変に暴れない方が良いです。
また、百貫ガード後にコマ投げ間合いになることは(基本的には)ないのでそれも頭に入れておきましょう。百貫ガード後の百貫のループ(百貫連打)には落ち着いてしゃがみガードでスカして上で紹介したような反撃やパリィで冷静に対応しましょう。

百貫落としを連打してくる本田対策
多くのプレイヤーを苦しめていると言われる本田の百貫連打。その対策も書いておきます。
とはいっても、すぐ上で書き終わってるんですよね。現在の本田は百貫ガード(パリィ)後にコマ投げ範囲にはならないので、冷静に対処すれば実は百貫連打なんかそんなに怖くありません。
百貫連打には落ち着いて基本どおりに対応
百貫連打はしゃがみガードから落ち着いてパリィしておけばいいだけです。出来れば下降部分は立ちガードパリィにしてあわよくばジャスパ狙い。
しゃがみガード→百貫上昇スカ→下降をパリィ→しゃがみガード→百貫上昇スカ→下降をパリィ……
たったこれだけで本田側に良いことは何も起きません。


パリィがたまたまジャスパになったら反撃。本田の百貫位置調整ミスで下降部分がスカるのが明らかな場合はパリィを出さずに着地を攻撃。
この百貫連打ループに目が慣れてきたら本田のケツが降ってくる前に早出し空対空で落としてもいいです。(反応が遅れると相打ちになったりするので注意)
舞のSA1やリリーのSA2など、真上に攻撃判定が強い技も確実に出せるならOKですが、個人的には無理しない方が良いと思いますね。本田が真上に来たりめくりの位置に来たりするので、SAのコマンドを正確に入れるのが難しいんですよね。出そうとしたSAではなく他の技や通常技が出たりすると下降をパニカンで食らいます。
別に無理に反撃出来なくてもパリィしてるのでダメージも喰らわないし、Dゲージも減りません。そしてコマ投げを食らうこともない。

パリィではなく、百貫をガードしようとしたら表裏が分からなくて下降部分が当たったり、Dゲージがどんどん削られていきますし、パニックになって無理に通常技を振ったりしたら下降がパニカンしてコンボを食らうことがあります。さらに、百貫ガード(パリィ)後にジャンプしたりすると上りに引っかかったりもします。
これらの行動は絶対にやってはいけません。

百貫連打には余計なことをせずに、「しゃがみガードからの立ちガードいれつつパリィ、明らかに遠い場合は着地を叩く」これで良いんですよ。これだけで基本何も起きません。
どうしても下降部分を落としたい場合は、各自トレモで調べてみてください。キンバリーやキャミィの早出し下大Pなど、落とせる通常技もあります。が、無理は禁物ですよ。

起き攻めの百貫落としに注意
百貫連打は基本的に今まで紹介した対策でOKなのですが、注意が必要なケースがあるので紹介しておきます。
それは、「密着状況で本田側が起き攻めをする時の百貫」です。例えば、百貫〆のコンボから下小Pフレーム消費した後や中段空キャンの百貫重ねなどです。これらは密着なので打撃、投げ(コマ投げ含む)、百貫で択になっていますので頑張って読み合いましょう。
起き攻め百貫を読んだ場合は、今まで紹介した対策と同じです。やはり落ち着いてしゃがみガードで百貫の上りをスカしてから、立ちガードいれつつパリィ。
バーンアウト時の百貫落とし連打
通常時の百貫連打はそんなに対処は難しくありません。しかし、自分がバーンアウトした時の百貫連打は通常時とは比べ物にならない地獄です。百貫をガードしてホンダ側が+5、しかも削りダメージ付きで、もちろんパリィはできません。
ただ、この状況でもやはり基本は同じです。しゃがんで上昇をスカして下降をガード。もしくはしゃがんで上昇をスカして下降前に空対空。この2つです。
通常時と違って体力が削られますがそれはもう仕方ありません。バーンアウトした自分が悪いと思いましょう。
間違っても「よく分からないのに」百貫落としの下降部分を通常技や対空技で落とそうとしないで下さい。パニックジャンプもダメですよ。
本田への起き攻めで覚えておくこと
本田はOD無敵技がなく、切り返しの手段が乏しい
本田は起き攻めや密着不利時の切り返しの手段が乏しいです。打撃と投げ両方をカバー出来るのがDリバとSAしかありません。OD頭突きは打撃択しかカバー出来ません。起き攻めは強気にいって大丈夫です。
特にSAゲージがない時の通常投げ重ねはかなり安パイな選択肢です。
OD頭突きやSAをぶっぱなしてくるタイプの本田かどうかを早めに判別したいところです。ぶっぱなしてくるタイプだとシミー多めにしておくだけでかなり安定すると思います。

起き上がりのOD頭突きぶっぱは投げを重ねると普通に投げられますし、ガードできると凄まじく長い隙があるので何でも入ります。
OD頭突きぶっぱなしポイントはさっきの「通常頭突きガード→OD頭突き」みたいなのもあるので、やってくる相手には注意。
ラッシュ止めにOD頭突きを使ってくる本田もいると思います。ラッシュ時に毎回やってくるなら、ラッシュ→インパクトで読み合いましょう。
本田への起き攻めでおすすめの行動
個人的には、本田の起き上がりに垂直ジャンプする択を持っておくのが結構おすすめ。OD頭突き、SA、Dリバなどのぶっぱなしやシミー読みの逆択コマ投げなどをスカせますし、遅らせグラップも狩れます。
本田が様子見から冷静に頭突きや立ち大P、OD百貫などで垂直ジャンプを落としてくることもありますが、それは単に読み負けたということでOKだと思います。
スト6のエドモンド本田対策 絶対にやってはいけない行動
座っている本田への前ジャンプ

じっと座って待ってる本田への前ジャンプは強頭突きの餌食です。座ってるのにやたら飛んでくるのは本田からすると楽でありがたい相手。
しかも強頭突き対空は当たるとめちゃくちゃ気持ちいい上に肩屋入も確定で溜められます。ホンダ側はそれだけでも勢いに乗れる感じがします。
対空頭突き→SA3とかも普通に入るんで、いくら本田にイライラしてても上見てる本田には飛んではだめです。
また、本田は立ち中Pや下大Pで後ろ溜めを維持したまま前へ移動することができます。前へ動いたからといって頭突きが出せないとは限らないので注意。
他には、本田が座ってじっと見てる時にバックジャンプを連発して距離を取ったりするのもよくないです。おそらく頭突きを嫌ってのジャンプだと思うのですが、座って相手を見てる時のバックジャンプはOD百貫で普通に落とせます。特に画面端近くでバックジャンプ連発してる人が多いですね。これはすごく落としやすいです。当然、落とされたら起き攻めです。
頭突き百貫をずっとガード
さっきも書きましたが、頭突き百貫を素直にガードし続けてくれる人はめちゃくちゃ楽です。すぐバーンアウトさせられるので。パリィしましょう。ジャスパじゃなくても良いです。
頭突き百貫をひたすらガードするのはNG。イライラせずに落ち着いてパリィ。
百貫の上りを立ちガードするのもNGです。百貫連打でやられてる人ってこのパターンがめっちゃ多いです。百貫なんか別にしゃがんでるだけで上昇部分は当たらないのにわざわざ立ちガードして下降に通常技振ってパニカンとか、パニックになってガード後にジャンプして下りにひっかかってパニカンとか。
再び書きますが、百貫落とし対策の基本はしゃがんで上りをスカして下りをパリィです。
もし百貫の上昇部分を立ちガードしてしまったら大人しく下降をパリィしてください。上昇をガードしてから空対空だと間に合わないことが多いです。
表裏分からない百貫に昇竜対空

ほぼ真上から落ちてきた百貫にその場で昇竜系の対空技を撃ってはいけません。早だしするとスカってフルコンボ喰らいます。
逆に、明らかに表裏が分かる百貫には出来れば対空をしっかり引き付けて出したい。きついなら無理せずパリィで良いです。
そして、事前にちゃんと調べてる人以外は通常技対空も出さないのが無難です。潰されてパニカンからフルコンボ食らう可能性があります。
画面端背負いで真上に撃たれた百貫についても書いておきます。
自分が画面端にいる時の百貫も無理に対空は出そうとしない方が無難です。スカったり潰されたり対空成功したりと安定しないので。というか、画面端で真上に撃たれた百貫は落ちてくる瞬間にレバーを前に入れてパリィで位置入れ替え出来るので一気にチャンスになります。
微妙な距離の垂直ジャンプに対空昇竜

本田の垂直ジャンプ大P(両手を前に突き出すやつ)は出してから前後に移動出来ます。本田は垂直ジャンプ大Pを出した後、下がるとギリギリ昇竜拳をすかせる距離で垂直ジャンプをばら撒いてきます。

特に昇竜系の対空を持っているキャラ(ジュリとか含む)は全て注意が必要です。格ゲーが上手い人は相手が飛んだら自然と対空が出るので、知らないと面白いほど引っかかります。知ってても反射的に対空して引っかかります。ワンボタン対空が出せるモダンの人とかも注意ですね。
「昇竜拳すかしたろw」と考えてる本田は垂直ジャンプし始めたらすぐに大Pを出して後ろにさがります。逆に触ろうとする本田はジャンプの頂点に達してから大Pを出して前に移動します。
対空を出すのは垂直ジャンプの後に大Pで前に移動してきた本田や、近くで垂直ジャンプをした本田です。微妙な距離でジャンプしてすぐに後ろに下がる本田に昇竜拳を出してはいけません。かなりの超反応で早出ししないと当たりません。しかも、当たってもカス当たりが多いのでリスクリターンがあってません。
マノンの中デガジェやキャミィのスパイラルアローなど、突進系の必殺技持ちのキャラは後ろに下がる垂直ジャンプ大Pに簡単に対応できたりしますが、基本的には落ち着いて触りにくる垂直ジャンプ大Pだけを落としてください。
本田使いは垂直ジャンプを気軽に多用しますので、垂直ジャンプしたからといって脊髄反射せずとも対空チャンスはやってきます。
強張り手ヒット後、OD鉄砲ガード後の暴れ

強張り手ヒット後は本田側が+2、OD鉄砲ガード後は本田側が+3です。そしてどっちもコマ投げ(大銀杏投げ)の範囲内です。基本的に暴れは本田の打撃択とコマ投げ両方に負けます。
コマ投げは飛ばれた時のリスクが大きいので上のランクにいけばいくほど通常投げにする人が増えますが、強欲な本田はODコマ投げで大ダメージを狙ってきます。
張り手を食らったあととOD鉄砲1段目をガードした時はガチ2択なので頑張って読み合いをしてください。投げを読んでジャンプバクステ、打撃を読んでガード、覚悟を決めてOD無敵SAぶっぱ。
OD鉄砲は強引に攻守のターンを入れ替えることが出来るチート級の必殺技です。本田側は攻められてジリジリとラインを押されてる時などにおもむろにOD鉄砲で押し返そうとします。なので適度に垂直ジャンプを置いておくと良い感じに噛み合うこともあります。
また、DゲージがあるならOD鉄砲ガード時はDリバを撃って2択を拒否してしまうのが良いと思います。
Dリバや本田側のタイミングによってはOD鉄砲1段目キャンセルSA3を食らってしまうので、SA3溜まってる本田には注意。
OD鉄砲1段目ガード即DリバはSA3出されたら負けます。ちょっと遅らせて(8F~15Fくらい)Dリバが安全ですが、中途半端に遅らせると、それはそれでギリギリまで引き付けてSA3を出されたら食らってしまったりします。OD鉄砲1段目の2発目をガードする直前にDリバを出すのがコツです。
OD鉄砲1段目の2発目ガードしてすぐDリバを打つとSA3には勝てますが、何もしてなかった時は本田側のガードが間に合うので注意。
あとはOD鉄砲にはインパクトもありなので頭に入れておいてください。
下大Pガード後の暴れ(本田肩屋入ありの時)

本田に肩屋入がある時、本田の下大P(低い姿勢で足元をブン!ってパンチしてくるやつ)をガードした後は絶対に手を出してはいけません。
この下大P、モーションがでかくて一見すると確反ありそうな感じなんですが、実は-3なので確反はありません。それどころか、肩屋入があればキャンセルして張り手が出せます。

つまり、下大PガードさせてからのOD張り手でカウンターからのコンボで大ダメージが取れます。しかもOD張り手もガードで確反はないので本田からすると比較的気軽に1ターン攻めることができます。
本田に肩屋入がある時は、下大Pガード後は反撃したい気持ちをぐっと我慢。
バーンアウト中は+1になるので本田に肩屋入がなくても絶対に手を出してはいけません。やるならSAぶっぱくらい。
本田の起き上がりに弾を重ねる
SAゲージが2本以上ある本田の起き上がりに微妙な距離から弾を重ねるのはやめておきましょう。SA2の鬼無双で弾をすり抜けて飛んできます。
意外と起き上がりに弾を重ねるのが癖になってる人が多いので注意。
鬼無双は発生がかなり遅いので弾を抜けられてもガードが間に合うことが多いのですが、飛んでる間はずっと弾無敵なので超反応で早出しされると結構離れてても食らうことがあります。
自分の体力ゲージが黄色くなったらOD大銀杏を警戒する

多くの本田は相手の体力ゲージが黄色くなったら「コマ投げで終わらせたろw」と思ってます。
このためOD鉄砲をガードした後や起き攻めの時OD大銀杏を狙ってくる確率がちょっと上がります。
そして、一番注意しないといけないのは「通常技→キャンセルラッシュ→OD大銀杏」です。これをめちゃくちゃ狙います。
例えば、立ち中Pや下小Pからのキャンセルラッシュ→OD大銀杏。キャンセルラッシュから通常技をガードさせて有利を取って大銀杏ではなく、キャンセルラッシュから直接OD大銀杏でフィニッシュを狙います。これは展開が急なことと、ODコマ投げで範囲が広いということもあってめちゃくちゃ決まります。
これを狙ってる時、大体の本田使いは始動の通常技がヒットしてようがガードしてようがコマ投げを狙います笑
本来ならヒット時はそのままコンボして終わらせるのが確実なのですが、ヒットしててもコマ投げにいってしまいます。どうせコマ投げが当たるし楽なので。それくらい本田使いはこの連携を信頼しています。
自分の体力がコマ投げでリーサル圏内(ゲージ黄色)になったらキャンセルラッシュを超警戒してください。コマ投げ全然使ってこないなと感じる本田相手でもです。そういうプレイヤーでも狙ってくるというか、むしろこのトドメの瞬間のためにコマ投げを見せてこなかったまであります。
本田が通常技で触ってキャンセルラッシュしてきたらジャンプ! Dリバで押し返したり、OD無敵やSAで暴れてもOKです。
スト6 本田の立ち中Pの対策
立ち中Pをスカったのを見たら何か差し返してみる

本田の地上戦の代名詞とも言える立ち中Pはめちゃくちゃ強い通常技です。ガードで本田側+1ですし、ただでさえ長いのに少し踏み込むのでリーチが長すぎる。
ただ、Year3の調整で空振りの隙が結構大きくなったので、当たろうがスカろうがブンブン立ちPを連打してる本田には空振り時になんか通常技を振ってみて下さい。意外と簡単に差し返せます。
あと、立ち中Pは強いんですが、発生は10Fでかなり遅いです。なので、同時に押した中攻撃なんかはまず発生差で勝てます。
自分には差し返しは無理と思っている人も、本田が立ち中Pを空振った時だけは何か押すようにしてみてください。差し返しにはならずとも、次の立ち中Pの出かかりを潰すことは期待できます。
ラッシュ仕込みの立ち中Pに注意
発生が遅い、前進する&リーチが長いという特徴を活かして、本田はキャンセルラッシュを仕込んだ立ち中Pを何とか立ち回りで引っ掛けようとしてきます。
本田がよくやる、「相手の牽制通常技の間合いに入ると見せかけて立ち中P」とかがそれです。相手の通常技は届かないんですが、相手の通常技が出ていれば本田の立ち中Pは届きます。
これ、本田側は相手の空振りを見てボタンを押してるわけではありません。「相手が何か振ってたら引っかかるでしょ」程度の認識です。差し返しというよりも、置きの方が近いです。
相手とほぼ同時かちょっと遅れて立ち中Pを出すだけで、発生が遅いのと前進する長いリーチによって自動的に差し返しみたいになってるというわけです。基本的にキャンセルラッシュを仕込んでるのでフルコンボで大ダメージです。
しかも、相手が牽制技を振ってこなかったら立ち中Pはスカるだけなので、仕込んでるキャンセルラッシュは漏れません。
相手の通常技空振りを見て立ち中Pで差し返しをする本田もいますが、それよりもこの置き立ち中Pは圧倒的に簡単なのです。
本田が自分の牽制技の間合いまで歩いてきそうだからといって安易に通常技を振らないようにしましょう。こちらの通常技をスカす置き立ち中Pを狙ってるかもしれません。
立ち中P→中段空キャンコマ投げ(四股キャン)について
本田は主力通常技である立ち中Pの後にターゲットコンボで続けて中段(四股)を出せます。そしてその中段は空キャンしてコマ投げが出来ます。四股キャンとか言われてるやつです。
これがすごくよく決まるんですよ。「ここから届くの?」ってくらい範囲も広いし、中段なんで相手が頑張ってガードしようと見てしまう。そこへコマ投げ。知らなかったら絶対にくらいます。

本田が立ち中Pの後に四股を踏もうと片足を上げたらジャンプしましょう。多分高確率でコマ投げスカリが出ます。

モダンの人で反応に自信のある方は本田が立ち中Pから片足上げたの見て即ワンボタン無敵技やSAもアリですね。

生ラッシュ下中Kに注意

立ち中Pが届かないくらいの離れた距離で本田が緑に光ったらまず下中Kがきます。しゃがみガードかパリィしましょう。ラッシュ止め出来るならそれがベストですが、本田の生ラッシュに立ちガードだけは絶対にダメです。
本田は道着などのように中足ラッシュで下段スタートのコンボは出来ませんが、生ラッシュ中足からのコンボは出来ます。しかも主力級です。中足のド先端が当たっただけでもフルコンボいけます。SA3が溜まってる本田は生ラッシュ下中Kから4500以上は簡単に減らせます。体力が半分を切ってる状態からは特に生ラッシュからのリーサルコンボに気をつけましょう。
他には、生ラッシュから四股キャンコマ投げの選択肢などもあります。スーッと滑って来てそのまま大銀杏投げへ移行するアレです。
これは生ラッシュからの四股(中段)が見えたら垂直ジャンプでOKです。基本的にはコマ投げも中段出し切りもこれで対処できますが、反応が遅れると中段に引っかかってバウンドからコンボをもらう可能性があります。
生ラッシュ四股により安全に対処したい人はバックジャンプにしましょう。中段に反撃するのが難しくなりますが、引っかかることはほぼないです。コマ投げはスカせますので生ラッシュからフルコンボを簡単に入れることができます。
ダウンさせられた時の生ラッシュ→様子見に注意
- コンボの百貫〆→生ラッシュ
- コンボ途中の鉄砲1段目空中ヒット→前ステ→生ラッシュ
- ホンダ側が画面端を背負ってる時の後ろ投げ→生ラッシュ
この3つの生ラッシュは様子見でOD無敵技・SAをガードできる主な行動です。これら生ラッシュは「相手が様子見して無敵技釣ってくるかも…」というのは頭に入れておきましょう。
ちなみに、たまに本田が画面端でやる前投げ→生ラッシュ投げはOD無敵技確定です。様子見で無敵技をガードされるのは後ろ投げなので覚えておいてください。本田はラッシュ柔道すら出来ないんです……
本田の詐欺飛びセットプレイに注意
- 大砲→鉄砲1段目(空中ヒット)→前ジャンプ
- 立ち小P中Pターゲットコンボ→強頭突き→前ジャンプ
- (画面端)大砲→中段→強頭突き→前ジャンプ
このセットプレイは詐欺飛びです。一部の技を除き、昇竜対空を出してもスカりますので注意してください。
本田のDリバ詐欺セットプレイに注意
- コンボ百貫〆→生ラッシュ立ち中P
- (画面端)コンボ中頭突き〆→下中K空振り→立ち中P
この2つは本田の基本的なDリバ詐欺セットプレイです。OD無敵技がないキャラは切り返しでDリバを使うことが多いと思いますが注意しましょう。
瀕死時は最後の1発の前大Kに注意
こちらが瀕死時(HP1000未満)の時は本田の立ち中Pの範囲外でも安心してはいけません。
「ああ、さっき言ってた生ラッシュ下中Kでしょ?光ったのガン見で余裕」と油断してると本田の一番リーチの長い前大Kでトドメをさされてしまいます。

前大Kはダメージが900、超長いリーチ。まあ大攻撃だしそんなもんじゃない?と思う人もいるかもしれません。しかし、この前大K、立ち技ですが下段攻撃です。通常技範囲外だと思って様子見でフラフラ前後移動してたら普通に喰らいます。立ち中Pが届かないくらいの距離で結構普段から使います。

「あと1発当てたら倒せる」そんな時、本田が頼るのは前大Kです。しゃがみガードをこまめにしましょう。
本田の立ち大P(エクスカリバー)パニカンに注意

本田の立ち大P(手刀)はエクスカリバーと呼ばれています。主にパニカン狙いでギリギリ相手に届くかどうかの距離で振ります。
パニカンすると生ラッシュ大Pからのコンボで大ダメージなので注意しましょう。
注意と言われても、ホンダからすると適当に振ってることも多く、タイミングが噛み合うかどうかなのでかなり難しいですが
- 百貫落としをガードさせた後
- 立ち中Pをガードさせた後
- 中足などの空振りを見た後
なんかは本田の立ち大Pの狙い所なので頭の片隅においておくと良いかも。
画面端に追い詰めたら百貫に注意
画面端に追い詰められた本田は百貫落としで位置の入れ替えをして画面端からの脱出を狙います。この百貫は立ち回りでほとんど百貫を撃たないタイプの本田でも普通にやってきます。
立ち技を適度に振ったりして百貫の出始めに引っ掛ける感じにしたいです。
百貫を出されてしまったらできれば上りバックジャンプ攻撃の早だしとか、百貫を空振らせてコンボを叩きこむとかしたいところです。無理ならやはり焦らずパリィ。
本田の怪しいセットプレイに注意
本田にもセットプレイが色々ありますので、主なものは押さえておくと良いと思います。このサイトで記事にもしていますので、よければどうぞ。

立ち小P中Pターゲットコンボ→猫だまし空振りの後はまず間違いなくコマ投げが来ますので、猫だまし空振りを見たらジャンプ安定です。
セットプレイはたくさんあるので、「全部チェックしてられねえよ」という人のために、本田から起き攻めされた時の基本的な考え方を紹介しておきます。それは
本田が何か変な技を不自然に空振り(張り手とか相撲ステップとか)してたら大体何か狙ってます
こういう「ここぞ!」という時の本田はコマ投げを狙っていることも多いので、起き攻めで不審な動きをしてきたら垂直ジャンプでかわすか、打撃も同時にカバーできるOD無敵技とかSAぶっぱするのも普通にアリです。
覚えておきたい本田の確定反撃
前大K(払い蹴り)
前大K(上で説明しましたが、リーチの長いローキックみたいなやつ)は-5です。意外と確反がありますので、本田のローキックがちょっとでもめり込んだと思ったら諦めずに5fまでの技を振ってみて下さい。
OD頭突き
半端じゃない隙がありますので、ぶっぱなしをガードしたら絶対にフルコンボを入れましょう。SA2の鬼無双も同じです。
肩屋入

本田はとにかく肩屋入を溜めたがります。特にYear3になってからはさらにその重要性が増しました。肩屋入があると、コンボが伸びたり、下大Pなどをキャンセルして張り手が出せるようになります。
肩屋入は全体フレーム52と長く、終わるまで完全に無防備です。
自分がダウンしてる時は本田が肩屋入を出しても確反はありませんが、立ち回り時におもむろに本田が肩屋入を溜めようとしたら出来るだけ突進技や生ラッシュなどで殴りに行ってください。だいたい終わり際に当たると思います。
肩屋入は最後まで動作が終わらないと溜まらないのを覚えておいてください。
百裂張り手
弱張り手ガード時、本田側-4です。基本的には反撃されないように先端をガードさせるように出しますが、めり込んでる時は小技からコンボを入れましょう。弱張り手はバーンアウト時にガードさせられると±0になるので、SAぶっぱで割り込もうとするのはやめましょう。本田が何か出してたとしてもパリィで上書きされます。
あまりないとは思いますが、暴発やコンボのヒット確認ミスで強張り手をガード出来た時はチャンスです。-8なのでフルコンボ入れましょう。ちなみに中張り手も-8です。
OD張り手には確反はありませんが、本田側が-3です。
最後に
他にもジャスパ取られない連携とか細かいのは色々あると思いますが、とりあえずはこの記事の内容を押さえておくと主なエドモンド本田対策は出来ていると思います。
今まで何も対策せずに負けて「本田うぜー、本田クソすぎ」ってなってた人は、この記事の対策を実践すれば結構勝率が上がるはず。本田をカモにして本田戦を好きになってください。
本田戦に悩むお友達などにもこの対策記事の存在を教えてあげてくださるとありがたいです。
「本田使いなのに自分達の首を絞めるような記事を書いていいのか?」と思う人もいるかもしれません。
確かにこの記事の対策を実践されると、最初は厳しい戦いを強いられるかもしれません。しかし、本田使いはこの程度の対策は乗り越えて1段上のレベルに到達するはずです。格ゲーではよく「読み合いを回す」といいますが、対策も回していった方が楽しいと思います。
そして、百貫連打されるだけでやられていた人ももう百貫連打だけではやられないはずです。本田側も百貫連打が通じないとなると他の戦い方をしてきます。そうなればきっとお互い今より面白い対戦ができるはず。
もう何も恐くない。それではみなさん、よい対本田ライフを。
