今回は、麻雀初心者がルールを覚えたら次に読むおすすめ本を紹介します。

金 太賢『3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法』
金 太賢『3ヵ月で強者と戦えるようになる 麻雀「超コスパ」上達法』1冊目は絶対これがおすすめですね。
基本の牌効率からベタオリなど守備、初心者向けの押し引きの分かりやすい基準などが明確に示してあるので、麻雀初心者でも総合的な雀力アップが果たせると思います。攻守バランスよく上達できますよ。
これ1冊読み終わった頃には「どう打てば良いか全く分からない」という状態だった人でも、ある程度方針を決めて打てるようになると思います。
難点は、7枚形のところが解説ゼロで「7枚形を覚えておこう!」みたいな感じでサラッと終わらせてるのが初心者にはちょっと難しく感じるかも。あとは最後らへんの捨て牌読みのところもちょっと難しいので、とりあえず置いといてそれ以外を何度も読んで完全にマスターしてしまうのが良いと思います。
千羽黒乃さんの本も分かりやすくて初心者向けですが、少し情報量が少なかったのが気になりました。
平澤元気 『麻雀・一番やさしい牌効率の教科書 (マイナビ麻雀BOOKS) 』
麻雀講義系YouTuber平沢元気さんの『麻雀・一番やさしい牌効率の教科書 (マイナビ麻雀BOOKS) 』
こちらもおすすめです。牌効率に特化した本なので、何を切ろうか頻繁に迷うという人は、これを読めば最短でテンパイへ向かう打牌の基本が身につきます。
牌効率だけに絞って書いてある本で、上の『超コスパ本』では手薄だった部分もちゃんとカバーされています。5ブロック理論や○ヘッド、完全イーシャンテンなど、一通りの知識を手に入れることが出来ます。
相手よりも速く手を作ってアガるために牌効率は超重要だと思うので、この『牌効率の教科書』を『超コスパ本』の後に読んで補強すると一気にレベルアップできると思います。
他の牌効率の本だとウザク緑も捨てがたいですが、こちらの方がより初心者向けでおすすめです。
最後に
流れ論など、オカルトっぽい戦術が主流?人気?だったのが原因でしょうか、正直なところ麻雀の戦術本はチェス・囲碁・将棋のようなボードゲームなどと比べてまだまだ発展途上な感じがしますね。ここ数年になってやっとちゃんと体系的に学べるような本が少しずつ揃ってきた気がします。あと、麻雀は何故かアマチュアの人が書いた本が1線なんですよね。
まあ私も普通に初心者なんで「初心者が何いってんだ」と思われるかもしれませんが、座学をやろうと決めた時に過去から現在の有名な麻雀本は色々調べて読んでみたんですよね。その結果、上のような感想になりました。有名な本でもまともに解説してない本とか普通にあるし……
