【麻雀】初心者向け点数表の簡単な覚え方と暗記量を減らすコツ

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麻雀初心者が苦しむことの1つに「麻雀点数表の暗記」があると思います。今回は、私が麻雀の点数早見表とにらめっこして考え出した麻雀の点数の簡単な覚え方のコツ、法則などを紹介します。

目次

麻雀の点数表が覚えられない!

麻雀の点数表って覚えづらいですよね。ネットでも検索すると麻雀点数早見表がたくさん出てきますので、手元に点数表を置いてそれを見ながら麻雀を打っているという人も多いのではないでしょうか。符計算をなくした簡易版の点数表でプレイしているという人もいるかもしれませんね。

さらに、雀魂や天鳳、MJなどの麻雀ゲームだと勝手に点数計算をしてくれるので、点数表を覚えていなくても麻雀を楽しめると思います。

しかし、麻雀の点数表が頭に入っていないということは、アガってみないと自分の点数がわからないということです。自分がどれくらいの手を作る必要があるのかなどの計算も出来ず、麻雀の面白さが減ってしまうと思いますので、頑張って点数表を頭に入れてしまいましょう!雀荘や友達とのリアル麻雀の時にも役に立つと思います。

初心者向け麻雀点数表 おすすめの覚え方と順番

超頻出の40符までと、たまに出てくる50符60符までを覚えます。70符以上はあまり出てこないと思うので後回し。

子の30~60符のロンをまず全て覚えてしまってから次にツモ、そして親と進むのが簡単だと思います。

ピンフツモの20符とチートイツの25符はこの記事の最後にも書いていますが、簡単に覚えられますので安心してください。

麻雀点数計算 子のロン 30~60符の簡単な覚え方

まずは子のロン30符、40符、50符を覚えます。麻雀の点数表は数字の羅列のようで覚えにくそうに感じますが、一応法則があります。それを利用して簡単に覚えていきます。ポイントを押さえれば、最悪でも少し考えたら導き出せるようにはなるはずです。

1翻2翻3翻4翻
20符
25符1,6003,2006,400
30符1,0002,0003,9007,700
40符1,3002,6005,200満貫
50符1,6003,2006,400満貫
60符2,0003,9007,700満貫
70符2,3004,500満貫満貫
麻雀点数早見表(子ロン) ※は切り上げ満貫になるルールもある

麻雀の点数表(30~60符) で絶対に覚えること

  • 30符1翻が1000点スタートで、10符増えると300点ずつ増える
  • 60符は1900スタートにはならず2000点になり、そこからまた300点増える
  • 基本的に1翻増えると2倍の点数になる
  • 変な増え方(2倍にならない)をしているところだけ注意して覚える(3900と4500と7700だけ)

これだけです。個人的にはこの覚え方が1番楽ですね。まずはこの法則を完全に覚えてしまってください。

麻雀点数表の簡単な覚え方 子のツモ 30符~60符

子のロンの点数を覚えたら次はツモの点数です。これはロンが覚えられていれば簡単です。

1翻2翻3翻4翻
20符400・700700・1,3001,300・2,600
25符800・1,6001,600・3,200
30符300・500500・1,0001,000・2,0002,000・3,900
40符400・700700・1,3001,300・2,600満貫
50符400・800800・1,6001,600・3,200満貫
60符500・1,0001,000・2,0002,000・3,900満貫
麻雀点数早見表(子ツモ)

ロンの点数の半分が十位と一の位が0になるようにきれいに割れるものと割れないものがあります。

例えば3200の半分は1600ですよね。これは十の位と一の位が0です。これがきれいに割れるタイプの点数。
一方、1300の半分は650で、十の位が5になっています。これがきれいに割れないタイプの点数。

文字で説明するとややこしく感じますが、簡単に言うと「半分にしても●●50」という形が出てこないということです。

きれいに割れるタイプの点数は「半分の半分の点数、半分の点数(親かぶり)」になります。例:子のロンが3200点の場合、ツモだと「800、1600」

基本的に、こちらのタイプは計算すれば簡単に出るので覚えることもありません。

次に親かぶりは半分でいいんだけど、子が払う分がちょっと多くなるパターンを覚えます。例:子のロンが2,600点の場合、ツモだと「700・1300」

親が払う分は半分できれいに割れるけど、子の十の位が5になってしまう場合、四捨五入すればOKです。先程の子のロン2,600点の場合、親が払う分は1,300点できれいに割れます。その半分だと子が払う分が650点になってしまうので、十の位で四捨五入して700点にしてしまいます。子のロンが1,000点の場合も同じ考え方でOK(300・500)ですね。

最後は、きれいに割れないタイプの点数です。こちらは覚える必要があります。といっても、3つだけです。

  • 子のロンが1300→(400・700)
  • 子のロンが3900→(1000・2000)
  • 子のロンが7700→(2000・3900)

点数を2倍すると100点オーバーしてしまうので、計算では出すことが出来ません。これらは頑張って覚えてしまってください。

ここまでで子の点数はOKです。

最初はややこしく感じるかもしれませんが、すぐに慣れて子のロンとツモの数字自体がセットに感じてくると思います。

麻雀点数表の簡単な覚え方 親の30~60符

子の点数表を覚えたら次は親の点数表を覚えましょう。あと少しです。

親のツモの点数

まず、親のツモの点数です。これはめちゃめちゃ簡単というか、もう既にやっています。

親のツモの点数は「子ツモの時に親が払う点数」オールです。

例えば、親の30符2翻のツモの場合だと、子の30符2翻のツモ(500・1,000)の時に親が払う点数「1,000点オール」となります

親のロンの点数

次に、親のロンの点数を覚えて仕上げです。

基本的に子のロンの1.5倍の点数ですが、例外があるのでそこだけ覚えましょう。

  • 子のロン1,300→親のロン(2,000)
  • 子のロン2,000→親のロン(2,900)
  • 子のロン3,900→親のロン(5,800)
  • 子のロン5,200→親のロン(7,700)
  • 子のロン7,700→親のロン(11,600)

上の5つは子のロンの点数を1.5倍した点数と少しだけズレがあります。最後のひとふんばりという感じですが、頑張って覚えましょう。

最初はややこしいですが少しすれば、正確に1.5倍した数字よりも「7,700」や「11,600」の方がしっくりくると思うようになると思います。

麻雀点数表 20符、25符は覚えなくて良い?

この記事の上の方で出した表で見比べると気づくかと思いますが、20符と25符はそれぞれ40符と50符の1翻少ない点数と同じなので新しく覚える必要はありません。(例:20符2翻=40符1翻)表をスライドさせて考える感じですね。

実は30符と60符も同じ関係です。

また、20符はピンフツモでしか現れないのでロンの点数はなく、ピンフとツモで2翻以上が確定なので1翻の点数もありません。

25符はチートイツの時に現れます。チートイツは2翻役なので1翻の点数はありません。さらに、チートイツの25符2翻はロンだけしか点数が書いていません。(ツモがつくと3翻になるので)

「あれ?なんでピンフツモってロンの方の点数ないの?よく見ると1翻の点数もないし」

「チートイツって何で2翻のとこのツモの点数ないの?」

みたいな疑問があった人もいるのではないでしょうか。というか、私が最初そうでした……考えてみれば当たり前なのですが、超初心者にはややこしいところですよね。

満貫・跳満・倍満・三倍満・役満の点数は楽に覚えられる

一応、満貫以上の点数の覚え方も紹介しておきます。

満貫8,000
2,000・4,000
1,2000
4,000オール
跳満
6・7翻
12,000
3,000・6,000
1,8000
6,000オール
倍満
8・9・10翻
16,000
4,000・8,000
24,000
8,000オール
三倍満
11翻以上
24,000
6,000・12,000
36,000
12,000オール
役満
13翻以上で数え役満のルールあり
32,000
8,000・16,000
48,000
16,000オール
麻雀 満貫以上の点数表

めちゃくちゃ簡単に覚えられます。

  • まず「子のロン満貫が8000点ということを覚える
  • 跳満は1.5倍、倍満・三倍満はその名の通りそれぞれ2倍・3倍、役満は4倍
  • 親は子の1.5倍の点数
  • 子のツモはロンの点数の4分の1と半分(親かぶり)
  • 親のツモは「子のツモの親かぶりの点数」オール

最後はややこしいかもしれませんが、要は親のロンの3分の1、子のロンの半分の点数ということです。満貫以上の点数はこれまでみたいな例外がなく、ぴったり掛け算割り算で導き出すことができるので簡単に覚えられると思います。

70符・80符・90符・100符・110符の点数は覚えなくても分かる

60符まで覚えたらほとんど困ることはないと思いますが、「全部覚えないとなんか気持ち悪い」という人のために、70符~110符の麻雀点数表の簡単な覚え方・導き出し方も紹介しておきます。ここまでやったことが覚えられていれば意外と簡単なのですぐに出せるようになりますよ。

ここで覚えることは「70符以上の点数は60符までの点数同士を組み合わせて導き出すことができる」ということです。子も親も、ロンもツモも全て同じ方法でOKです。

例えば、子の90符1翻のツモの点数(800・1500)は「子の40符1翻(400・700)と50符1翻(400・800)の点数の合計」です。計算して確認してみてください。ちゃんと合ってますよね。

次は親の110符のロン(5300)は?「親の50符(2400)と60符(2900)の合計」ですよね。

80符と100符はそれぞれ40符と50符をそのまま2倍するだけです。

しかも、70符以上は3翻から全て満貫なので、1翻と2翻だけしか出てきません。

ただし、注意点が1つありまして、例外が少しだけありますのでそこは覚える必要があります。

  • 子70符1翻ツモ(600・1200)の600の方
  • 子70符2翻ロンの4500
  • 子80符1翻ツモ(700・1300)の700の方
  • 子80符2翻ツモ(1300・2600)の1300の方
  • 親70符1翻ロンの3400
  • 親80符1翻ロンの3900
  • 親80符2翻ロンの7700

以上の7つの数字は60符までの点数の足し算や2倍すると100点のズレが出てきます。90符以上は完全に足し算か2倍でOK。

かなり細かく覚えないといけないと感じるかもしれませんが、60符までの点数をしっかり覚えていると、4000という数字よりも3900、7800よりも7700の方がしっくりくるようになっていると思います。点数表で見たことがないような数字に違和感を持つと思うのですぐ気づけるのではないでしょうか。

したがって、意識して覚える必要があるのは子70符1翻ツモの600点ですね。これは30符と40符の点数の足し算では700点になるのですが、この700点という数字はたくさん出てきます(子20符3翻、子40符2翻など)。数字の違和感だけを頼りに考えてしまうと、ここは見落としてしまうので気をつけてください。

子70符2翻ロンの4500、親70符1翻ロンの3400も見慣れない数字だと思いますので、できれば意識して覚えてください。

最後に

私も最初は麻雀点数早見表の数字の羅列をそのままゴリ押しで覚えようと苦労していましたが、どうもうまく覚えられませんでした。しかし、麻雀点数表を眺めて「何とか楽に暗記できないか」と考えたところ、この法則を見つけました。

最初は点数を導き出すのに少し慣れや考える時間が必要になるかもしれませんが、親と子のツモとロン全パターンの数字をぶつぶつつぶやいて覚えたりするよりは効率的に覚えられると思います。

今回紹介したポイントに絞って覚えたら麻雀の点数計算に苦手意識がなくなりましたし、そこからは麻雀を打っているうちに自然と直で点数が出てくるようになりました。何より、リアル麻雀を打っている時にいちいち点数表を見て確認しなくてよくなったのが嬉しいです。めちゃくちゃ快適です。

70符以上はほとんど出ないと思いますが、余裕があれば70符だけ覚えておくと良いかもしれません。導き出す方法を覚えるだけももちろんだいぶ違うと思います。

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