みなさんはヘッドホン・イヤホンの延長コードって使っていますか?
私は普段PCの音声は有線の耳かけ型イヤホンで聞いていて、イヤホンをつけたまま部屋の中を移動したりするので延長コードは必須です。
イヤホンの1mそこそこのケーブルでは短すぎるんですよね。動いた時にケーブルが引っ張られてイヤホンが外れてしまったりするのが地味にストレスです。Bluetoothイヤホンは重いのと充電をしないといけないので部屋では使っていません。
今回はヘッドホンの延長コードを買い替えたのでレビューします。
9年使ったaudio-technicaのヘッドホン延長コード AT645Lが不調
私は昔から延長コードにはaudio-technicaの AT645Lを使っています。今使っているのは購入から9年も経ちボロボロになり、下記のような不具合が出てくるようになりました。
- プラグ・ジャック部分を回すとガリが出るようになった
- 接触が悪く片方のイヤホンから音が出ないことがある
- ケーブルの被覆が割れて中の線が見えるようになった
- ジャック部分の差し込みがゆるくなり、ちょっと引っ掛けるだけでプラグが抜けてしまう
接点復活剤を使ったり、断線しないようにマスキングテープでケーブルを補修したりして何とかしのいできましたがさすがに限界がきたようなので買い替えます。
次も安定のaudio-technicaのヘッドホン延長コード AT645L、つまり同じモデルの延長コードを購入します。
audio-technicaのヘッドホン延長コード AT645Lの特徴と外観
- ケーブルの長さは0.5m、1m、3mの3モデル
- 3.5mm金メッキステレオミニプラグ・ステレオジャック
- 4芯構造のスタッカード撚り線を採用しノイズを抑制しピュアな音楽伝送
- 微細な振動を抑えるアルミスリーブプラグ
- OFC(無酸素銅)*導体でキレの良い音質を再現
- 絡みにくい高弾性エラストマーシース
- 接触抵抗が小さく経年変化に強い金メッキ接点仕上げ
私は部屋で使うので3mのモデルを使っています。外で使ったりする人は0.5mや1mで良いと思います。
当たり前ですが新品なのでピカピカです。高いだけあって見た目はかなり高級感がありますし、頑丈そうです。
ケーブルも良い感じの柔らかさで絡みにくい素材が使われています。ぐるぐる巻で箱に入っていますが、強い巻き癖はついていませんのですぐに快適に使えます。
早速新品の延長コードに挿し替えて、この前購入したヘッドホンKOSS SportaProに繋いでみましたが、もちろんガリが出たり接触が悪いということはなく良い音を楽しめました。被覆が割れているケーブルの断線を気にして慎重に取り回す必要もなくなりましたし、プラグもガッチリとハマってるので簡単には抜けません。
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audio-technica AT645L は音質の劣化がほぼない
イヤホン・ヘッドホンの延長コードの使用で一番気になるのは「音質は悪くならないの?」という点ですよね。
100均などの安物のヘッドホン・イヤホン延長コードを使うと音がスカスカになったり、音の解像度が低くなり聴こえない音が出てきたりして音質が明らかに劣化します(これは誰が聞いても分かるレベル)が、audio-technica AT645Lは私の耳だと音質の変化はほぼ感じられません。ノイズが乗ったりもないですね。
基本的にはケーブルが長くなればなるほど音質は劣化しやすいはずなのですが、3mでも音の劣化を感じないというのはさすがのaudio-technica品質です。
その分ちょっと高いのですが、それだけの価値は間違いなくありますね。良い音で聴くことができます。まあ高いとはいっても1000円くらいですけど。
audio-technicaのヘッドホン延長コード AT645Lの耐久性
毎日何時間も使って9年ももったわけですから、十分な耐久性だと思います。上に書いたように最後は調子が悪くなりましたが、断線して音が完全に出なくなったりはしませんでした。
音がかなり劣化する上にケーブルが貧弱で断線しやすい安いヘッドホン・イヤホン延長コードをこまめに買い直して使うよりもコスパは良いんじゃないかなと思いますね。
最後に
また何年かはこのヘッドホン・イヤホン延長コードに頑張ってもらおうと思います。
部屋で有線ヘッドホン・イヤホンを使っている人で「もう少しケーブルが長かったらなー」と感じている人は長めの延長コードの使用を考えてみてください。長さが3mあると、イヤホンをつけたまま部屋の中をうろうろ出来るのでストレスフリーですよ。
その際はaudio-technica AT645Lを是非試してみてください。音質を犠牲にすることなく快適なイヤホン使用環境が手に入ります。